広島電鉄3950形
広島電鉄3950形(3951〜3956)

3950形は平成9(1997)年〜平成10(1998)年にかけて、宮島線直通車両としてアルナ工機で6両製造されました。 これまでの広電タイプのスタイルや、カラーを大幅に一新し、前頭部は大きな曲面ガラスを採用、前面と側面上部をグリーン、窓や扉部分をダークグリーン、 側面窓下をホワイトに塗り分けられています。 また、広島電鉄では初めてシングルアームパンタグラフを採用し、前回の3900形のデザインから大幅に変化し今までの「ぐりーんらいなー」より一味異なった印象でデビューしましたが、性能は前回の3900形とは変わりありません。

しかし車両の構造上、宮島線内での高速走行(60Km/h〜65Km/h)すると強い横揺れが発生する問題点がありました。 そのためどんどん市内線の千田車庫へ転属していき最後には3951号が荒手車庫に残って一人寂しく2号線で活躍していましたが、平成14(2002)年春をもって3951号も市内線へ転属し全車千田車庫に集結となり、もう定期運用で宮島線で走ることは無いように思わされていました。

千田車庫へ全車転属後暫くの間は市内線専用車両として日中は1号線、ラッシュ時は3,5,7,8号線へも顔を出していました。また、8月に開催される宮島花火大会では宮島線増発の為の応援として毎年2〜3編成程度宮島線へ帰ってきて1日限定で宮島線での運行を見ることが可能でした。

平成19(2007)年3月以降、5100形が増備が行われて千田車庫へ配置されたことがきっかけに、次々荒手車庫へ転属し5年ぶりに宮島線での定期運用が復活しました。平成20(2007)年4月まで全車荒手車庫へ転属し、また再び3950形は荒手車庫へ再集結して宮島線直通車両としての活躍に戻っています。また、いずれの車両も転属の際に横揺れの原因であった台車の改良が行われています。

現在では全車が荒手車庫に配属され日中は2号線、ラッシュ時は宮島線〜宇品線直通便でも活躍しています。

上写真:3952号 阿品東にて撮影(2008.4.28)


千田車庫所属時代の3953号 広島港(宇品)にて撮影

3954号 猿猴橋町にて撮影(2008.4.28)

千田車庫所属時代の3954号 紙屋町西にて撮影

3955号 鈴峯女子大前にて撮影

3956号 広電宮島口にて撮影

3953号の運転台

3953号の車内

車号
製造会社
製造年
所属車庫
その他
3951 アルナ工機 1997年 荒手車庫  
3952 アルナ工機 1997年 荒手車庫  
3953 アルナ工機 1998年 荒手車庫 全面ラッピング広告「全労済」
3954 アルナ工機 1998年 荒手車庫  
3955 アルナ工機 1998年 荒手車庫  
3956 アルナ工機 1998年 荒手車庫 全面ラッピング広告「カゴメ ラブレ」

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