広島電鉄5000形
広島電鉄5000形(5001〜5012)

5000形は平成11(1999)年〜平成14(2002)年までにかけて、ドイツのシーメンスと日本のアルナ工機で12両製造されました。

電動機は100Kw×4個で制御装置はIGBTバルス幅変調インバータで2ユニット搭載、車体はアルミ合金を採用、エアレス化により空気配管をなくして軽量化を図り、車体長は30.52mと初めて30mを超えています。

平成11(1999)年3月に第一号の5001号が広島空港に到着し、江波車庫に搬送され組み立てられました。その後同年6月上旬頃に営業運転を開始し、周りから大きな注目を集めました。続いて同年12月には5002〜5004号が到着しています。

しかし、こんな人に優しいグリーンムーバーでも欠点がありました。『満員の際、乗降扉にセンサーが働いてなかなか扉が閉まらない』や『座席が硬い』など乗客や乗務員を悩ませる部分が所々ありました。

しかし、それに対応して、平成13(2001)年に到着した5005〜5008号からは座席や冷房ダクトなどいくつかに改良が行われ、座席がフカフカになったりして乗り心地がUPしました。5001〜5004号も座席が柔らかい物に交換されています。

そして最後に平成14(2002)年に5009〜5012号が到着し、これで5000形の製造は終了となり全12両と連接車両で一番の大所帯となりました。

しかし、宮島線内での高速走行での横揺れや頻繁に起きる車両故障が玉に瑕です。また5007号は広電で初めてLED方向幕を設置された車両でもありましたが、営業運転もされないまま、元の方向幕式に戻されたという話もあります。

現在、5012号(補助金がかかっていない為市内線への転属が可能とのことです。他に5007,5010,5011号も補助金がかかっていません。)が千田車庫に配属されて1号線で、残りは荒手車庫に配属され2号線、ラッシュ時には宮島線〜宇品線直通便でも活躍しています。

上写真:5001号 広島駅にて撮影


5005号 商工センター入口にて撮影

5006号 土橋にて撮影

5007号 広島港(宇品)にて撮影

5008号 商工センター入口にて撮影

5009号 広島駅にて撮影

5012号 広島駅にて撮影

車号
製造会社
製造年
所属車庫
その他
5001 シーメンス・アルナ工機 1999年 荒手車庫  
5002 シーメンス・アルナ工機 1999年 荒手車庫  
5003 シーメンス・アルナ工機 1999年 荒手車庫  
5004 シーメンス・アルナ工機 1999年 荒手車庫  
5005 シーメンス・アルナ工機 2001年 荒手車庫  
5006 シーメンス・アルナ工機 2001年 荒手車庫  
5007 シーメンス・アルナ工機 2001年 荒手車庫  
5008 シーメンス・アルナ工機 2001年 荒手車庫  
5009 シーメンス・アルナ車両 2002年 荒手車庫 広告『広島東洋カープ』
5010 シーメンス・アルナ車両 2002年 荒手車庫  
5011 シーメンス・アルナ車両 2002年 荒手車庫 広告『サンフレッチェ広島』
5012 シーメンス・アルナ車両 2002年 千田車庫  

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