広島電鉄900形
広島電鉄900形(904〜907,910〜914)

昭和43(1968)年に大阪市交通局から2601型ワンマンカーを14両購入し広電へやってきました。この2601型は車両老朽化のため、昭和32年に台車などを再利用して車体更新されて誕生した車両です。

900形は、白島線(9号線)で試験的に始まったワンマン運転に使用されましたが、その他の路線はツーマン運行だったため、白島線で使用する4両を除く車両はツーマンカーに戻されて使用していました。そして市内線全線でワンマン運行が開始されると、再びワンマン化改造されています。

しかし、昭和52(1977)年に千田車庫で発生した火災によって、入庫していた902号が全焼してしまい、廃車となってしまいました。

その後、昭和61(1986)年から平成元(1989)年にかけて904〜907、910〜914の9両に冷房化改造が実施され、同時に方向幕の大型化・電動化、主電動機を30Kwから45Kwに交換されパワーアップされています。

冷房化されなかった4両(901,903,908,909)は「暖房車」として活躍していましたが、800形などの新造車が次々と増備されると次第に活躍の場を失なわれ、末期には江波の予備車として余生を送っていましたが、平成10(1998)年3月に903,908,909号が廃車となってしまい、最後まで頑張っていた901号も平成11(1999)年4月に運用から離脱してしまい、平成12(2000)年3月に廃車解体されています。

平成15(2003)年5月までは千田に905,906,907号の3両、残りは江波という配属で各号線で見ることが可能でしたが、平成15(2003)年5月20日のダイヤ改正で千田所属の3両が江波へ転属となり、全車江波営業所に集結しています。7,8,9号線を中心に活躍していますが、6号線へ運用充当する頻度は昔から低く、ラッシュ時やダイヤ乱れのほか宇品花火大会の時に限られてしまいます。

現在、全車江波に所属し7,8,9号線で活躍しています(9号線の使用は現時点ではPASPY対応の912,913号に限られます。運用入りしない日は7,8号線で使用されます。)。

上写真:904号 横川一丁目にて撮影(2008.4.28)


905号 横川一丁目にて撮影(2008.4.28)

906号 鷹野橋にて撮影(2008.4.28)

907号 横川一丁目にて撮影(2008.4.28)

910号 紙屋町西にて撮影

912号 八丁堀(白島線)にて撮影(2008.4.28)

913号 十日市町にて撮影

車号
製造会社
製造年
所属車庫
その他
901 大阪車輌工業 1957年 <廃車>  
902 大阪車輌工業 1957年 <廃車> 千田車庫火災による被災で廃車
903 大阪車輌工業 1957年 <廃車>  
904 大阪車輌工業 1957年 江波車庫  
905 大阪車輌工業 1957年 江波車庫  
906 大阪車輌工業 1957年 江波車庫  
907 大阪車輌工業 1957年 江波車庫  
908 大阪車輌工業 1957年 <廃車>  
909 大阪車輌工業 1957年 <廃車>  
910 大阪車輌工業 1957年 江波車庫  
911 大阪車輌工業 1957年 江波車庫  
912 大阪車輌工業 1957年 江波車庫 PASPY対応車
913 大阪車輌工業 1957年 江波車庫 PASPY対応車
914 大阪車輌工業 1957年 江波車庫  

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