![]() |
この車両は元々相模鉄道バスで活躍していたもので、同社オリジナル車として1996年に購入されました。 日産ディーゼルRPの富士重工7E車体で、側面窓は上下開閉の銀サッシで冷房はエンジン直結、サスペンションはリフーサス(板バネ)です。 ホイールベースは広交では例を見ない通常の大型短尺よりも短い9m級であり、もはや中型に近い狭隘または短距離路線向きのショートサイズ車両です。 相模鉄道で活躍の後2008〜2009年の間に現役を引退して廃車となり、広島交通が古参車の置き換え目当てに2台購入し、2009年6月頃に広交へ移籍しました。 運用に入る前に整備工場にて数点手直しが行われ、勿論の事ボディを広交カラーへ再塗装をし、方向幕をLED式へ交換しています。 側面方向幕については相鉄バス時代から前扉後に小型幕が設置されていましたが、LEDへ交換の際にこちらは撤去されており、 中扉後の車掌台であった箇所に窓ガラス交換の上、広交が標準仕様としているLED側面幕を新設しています。 また、車内についてはロールカーテンが移籍時に新設された他は相鉄バス時代のままで、 座席モケットも広交仕様に交換される事無く、相鉄時代の座席のままになっています。 車内の座席については短距離路線向きであり、背もたれの低いローバックシートが並びます。 また、扉側の前扉から中扉間は最前列の前向き1人掛けを除いて、ロングシートになっています。 中扉から後部については1列目は1人掛け、2列目と3列目は2人掛けになっており4列目からは最後部の5人掛けシートになります。 運転台側についても最前列から最後部から3列目までは1人掛けシートがずらりと並び、従って2人掛けシートは2列のみとなっています。 こういった座席並びになっているので、通常の中・長距離路線への充当が非常に困難にうかがえます。 とはいえ、座席が小型で少ない事もあり車内が非常に広々とした印象を受けます。 運賃表示機は新型の液晶式を装備しており、ICカード「PASPY」の機器も既に搭載されています。 購入・移籍してきた2台は緑井営業所に配属されていますが、座席数や車両サイズを見ての通り、 狭隘路線や短距離路線へ向くものなので、弘億駐車場へ駐在しています。 従って弘億団地線のフィダー系統にほぼ専属して運用されている模様で、 中緑井・大町駅〜弘億団地・中央ゴルフ場・筒瀬といった路線で活躍しています。 上写真:803号 広島200か1240 中緑井にて撮影 |
![]() 803号 広島200か1240(後部) 中緑井にて撮影 |
![]() 807号 広島200か1279 中緑井にて撮影 |
| 803-63 | 広島200か1240 | 1996年 | 緑井営業所 | LED |
| 804-63 | 広島200か1255 | 1996年 | 緑井営業所 | LED |
| 807-63 | 広島200か1279 | 1996年 | 緑井営業所 | LED |
| 808-73 | 広島200か1280 | 1997年 | 緑井営業所 | LED |
| 日産ディーゼル | 富士 7E |
KC-RP211GSN | G尺(短尺) | ツーステップ | エンジン直結 | リフーサス (板バネ) |
2枚折戸 | 引戸 | 上下窓 |