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1995年にて一般路線車の日産製長尺が計10台購入されましたが、 西工58MC車体と富士7E車体それぞれ5台ずつ発注されています。これらは西工58MC車体の方にあたるグループです。 1992年以来、約3年ぶりの大型一般路線車の新車が投入されましたが、その間が空いている分だけ、 車体仕様がマイナーチェンジされることになっています。一見で変化が判るのが中扉であり、 これまで広交の中扉は1枚引戸を基本仕様としてきましたが、この度より広々とした4枚折戸が採用されています。 これまで中扉の4枚折戸は、広電バス・広島バスでは市内線が殆どであり、郊外線では印象が薄いものでした。 当時の郊外線では4枚折戸は随分少数派であったので、郊外線全体に新風を吹き込ませるような形でデビューしたことでしょう。 次に大きく変わったのは冷房方式であり、広交はこれまでサブエンジン冷房を基本仕様としてきましたが、 これより他社での基本仕様であるエンジン直結式冷房へ変更されます。その分、サブ冷房ダクトが取払われているので車内がすっきりしています。 このエンジン直結式冷房はこれ以降の新車にも引き続き採用されることになり、広交の伝統とも言えていたサブエンジン冷房仕様は 事実上1992年式が最後の採用となってしまいます。ただ、それを除く段上げハイバックシートなど広交の車内基本仕様はキッチリ守られています。 エンジンは1992年式とは変わり無く、形式はそのままU-UA440形が採用されています。 大林所属の699号(広島22く3967)は“一般路線車⇒養護学校スクールバス⇒一般路線車(現在)”という異例な経歴を持つ車両で、 養護学校スクールバス時代は運賃表示機や運賃箱&カードリーダーの撤去し、座席をモケット製では無いビニール製のようなものへ交換、 さらにロールカーテンを撤去し普通の布式スライドカーテンへ交換し、スクールバス仕様へ改造されていました。 このような事になったのは、かつての大朝・三段峡線で活躍していた長距離仕様車が同路線廃止後、 余生として養護学校スクールバスとして活躍していましたが、1984年式と老朽化が進んだため、 車両の置き換えとして699号が二代目に選ばれた為です。 現在養護学校のスクールバスは他事業者へ移管されたため、699号は役目を終えモケット製座席・ロールカーテンへ再交換、 運賃表示機・運賃箱&カードリーダー設置といった一般路線車の仕様へ戻され、現在は大林管轄の一般路線運用に復帰しています。 これらのグループは計5台であり、勝木・大林・高陽に配置されて活躍しています。 上写真:698号 広島22く3966 広島駅にて撮影 |
![]() 699号 広島22く3967 広島駅にて撮影 |
![]() 700号 広島22く3968 広島駅にて撮影 |
| 697-55 | 広島22く3965 | 1995年 | 高陽営業所 | |
| 698-55 | 広島22く3966 | 1995年 | 高陽営業所 | |
| 699-52 | 広島22く3967 | 1995年 | 大林営業所 | |
| 700-52 | 広島22く3968 | 1995年 | 大林営業所 | |
| 701-51 | 広島22く3969 | 1995年 | 勝木営業所 |
| 日産ディーゼル | 西工 58MC |
U-UA440NAN | N尺(長尺) | ツーステップ | エンジン直結 | エアサス (空気バネ) |
2枚折戸 | 4枚折戸 | メトロ窓 |